1.コース・プロフィール
近所の裏山に登る、とういうレベルでしょうか。登山ルートの標識があるくらいだから道も整備されお気軽にトレッキングを楽しめるのでは? と思って初挑戦。雨乞山から御伊勢山にかけて縦走できるらしい。
1.登り口(山口市南部運動広場)
2.御伊勢山別れ
3.雨乞山山頂
4.御伊勢山山頂
5.下山(原登山口)
2.トレッキング・ウェア
1.ウインドブレーカー
2.長袖インナー(メリノスピン)
3.タイツ
4.ランニングショーツ
3.トレッキング・レポート
登り口の運動広場はテニスコートもあって、駐車場も用意されているのでスタート地点には都合が良いです。
入り口の標識を確認して、トレッキング開始。Apple WatchのSTRAVAでログを取ることにします。モードはハイキング。(ウォーキングと何が違うのか不明)
スタートしてしばらくは舗装道路ですが、すぐに未舗装(トレール)に変わります。さらに、けもの道の様になり、登山道として整備されているとは到底思えない様相を呈してきます。木々に囲まれ鬱蒼とする中を登山コースというより、木の幹に巻かれた色付きのビニールテープを追いかけながら進む感じで、初めてこの山に登る自分としては「果たして、ルートを見失わずに山頂までたどり着けるのだろうか」というレベル。途中、ルートを見失う場面もありました。
嶺まで出ると展望も開け、御伊勢山に向かう道と雨乞山に向かう道との分岐点、御伊勢山別れに到着。標識があるということはルートを外れていないということなので一安心。
本日の予定は雨乞山から御伊勢山へ抜けるコースのため、まずは雨乞山山頂を目指します。
一旦降りてまた登るコースを取るわけですが、これまたルートを確認するのに一苦労。狭い場所なら道らしいルートが確認できますが、開けた場所に出るともうお手上げ。立ち止まってキョロキョロしながら目印になる色テープを探しますが見つかりません。
こういうときは、判断力が試されますね。うかつに進んでしまうと、誤ったルートなら迷子になりそうです。ここまでは正しいルート、と思う場所を拠点にあっちに行って戻ったり、こっちに行って戻ったりとうろうろしましたが、よく考えれば山頂に行くわけだから… と思い直して、山頂の方角を見極めてなんとなくのルートを進むことにします。
途中で、それらしいルートに合流することができ、なんとか雨乞山山頂に到着。残念ながら、周りは木が生い茂っていて眺望を見ることができませんでした。というわけでそそくさと降りて次へ向かうことにします。降りるときは登るときよりもある程度の勝手がわかっているせいで、正しいルートを進むことができたのでしょう。例の色テープがあったことも確認できました。(なんだ、ここにあるじゃん? 知っている人には目につくのでしょうね)
ここから御伊勢山山頂までは特に迷うセクションもありません。途中、草をかき分けながら進むこともありましたが、難なく到着。ここは展望も開けていて、嘉川、椹野川から秋穂、阿知須のきらら博記念公園などを見渡すことができます。
さて、下山しましょう。せっかくだから戻るよりはもう一つの登り口の原を目指すことにします。これが失敗。
このルートは人がほぼ通らないのでしょう。木々は茂っていないのですが、シダ類が茂っていてルートが確認できず、さらに足元が全く見えないという有様。迷うほどではないですが、まさしく草をかき分けながら進むことになりました。足元が見えない下りというのは危険なものですね。それに急勾配で設置されたロープを伝って降りるというセクションが何箇所もありました。もう二度と通りたくないですね。
これが、その道。というか、全くもって道に見えないでしょ?
最初は、トレールランのつもりで軽装、ジョギングのイメージでスタートしましたが、とてもではありませんが、整備されたコースではありませんでした。ただ、手軽なトレッキングとしては良いかもしれません。正直、ヘビが出そうな時期は足を踏み入れたくありませんね。夏は虫も多そうだし。