いよいよ、待ちに待った週末の到来、ということで乗ってきました。電動アルテグラをインストールした新生IDOL
今回のグレードアップで、我が iDOLもversion3.0というところでしょうか。ちなみに自分的にはシャマルに履き替えた時が2.0です。
さて、結論から。
良かったところ
1.走行性能
これは向上しました。時速1km/hは確実に早くなっています。考えられるのはBBのベアリング良くなった、プーリーにベアリングがついた、チェーンが良くなった、クランクの剛性が上がりパワーのロスが減った、のいずれかと思われます。正直、コンポを換えても速くなるとは思っていなかったのでこれは嬉しい。カンパの最下位グレードとシマノのセカンドグレードの差、ということでしょう。
2.変速性能
劇的に変わりました!一瞬で変速が終わります。以前みたいな、ちゃらららら〜ガチャン、とは比べるべくもありません。リアのシフトダウンなんて、いつ終わってたの?という感覚です。おそるべし
そして、シンクロシフト。セミシンクロに設定してますが、これが超便利。フロントのシフトミスもしてもストレスがないかのようです。今までリアを上げた後にフロントを落とす、という作業をしてたのが嘘のようです。トリム調整もさりげなく済ませてくれるジェントルぶり。もはやケチのつけようがない。
3.ブラケットの握り
これは、思っていたより悪くないです。どちらか一方を取れと言われればカンパにしますが、その程度。強いて言えば、握りが角い感じかするくらいでしょうか。カンパの方が円形に近い感じでした。
4.ブレーキの効き
多分、カンパよりもガツンとよく止まりそうです。
残念だったところ
1.ブレーキフィーリング
ブレーキタッチのフィーリング。これは悪いですね。ガコン、という感じ。効くのは間違いないのですがコントローラブルではありません。
カンパはぎゅ〜っと握りこんでスピードをコントロールしながら止まる感じです。しっかり握っても不安がないしコントロールがしやすい。一方のシマノはガツンと止まりそうでロックしやすい印象があります。スピードコントロールというよりストッピングパワー重視というところでしょうか。
自分の場合、ペダルを踏みながらリアブレーキを掛けることがよくあります。スピード調整しながら、カーブを曲がったり、止まったりするわけで、そのために利き手側の右手をわざわざリアブレーキに替えています。左前です。
これはもしかしたら、ブレーキを右前にした方がいいかもしれませんね。
2.見た目
やっぱりクランクセットがゴツすぎる。クランクは太いし、チェーンリングも太いし、スマートに見えない。
そして、スプロケット。シマノが安いのはありがたいのですが、金属の質感が美しくない。今回、30Tにしたのでロー側の直径が大きくなったのも原因かもしれません。
ブレーキ。これも工芸的な要素が皆無で素っ気ない。
分かってたこととはいえ、改めて見ると、う〜ん…
まとめ
電動アルテグラの性能は素晴らしく文句のつけようがない。ただし、改めて考えると自分は速さ以外の見た目もかなりの割合で重要視していることを再認識することになりました。
もちろん、今回の電動アルテグラ換装に後悔はしていません。ただ、再びまたカンパニョーロを積んだバイクに乗るだろうな、とは思います。ロードバイクに自分が速さを求めなくなったとき、その時はやってくるのでしょうね。