ロードバイクとウインドサーフィン、ランニング、そして日々の出来事を綴ります

ブルベに挑戦!【準備編】

1.はじめに

ブルベという自転車競技は知っていましたが、これまでの5年間は特に興味はありませんでした。オールナイトで夜通し走ったりするのが、何で面白いのか? というのが本音。

ところが、先日、街中で黄色のベストを着たチャリダーをあちこちで見かける機会に出くわしました。ちょうどブルベのコースが、自分の近所に設定されていたようです。反射板のベストをジレ・ジョーヌと言うかどうかは知りませんが(先日、フランスでそのようなデモがありましたよね)。

で、今さらながら、ちょっと興味を持った、と言う訳です。職場で、パリ・ブレスト・パリにも出場したことのあるのブルベ専門の方に尋ねたら、近日中に300kmコースがあるよ、と。日帰りのロングライドで200kmの経験はあるので、300kmなら何とかなるでしょ? という安易な気持ちで、このたびエントリーすることにしました。

エントリーしたのは『2019年 BRM608行橋300阿蘇雲海』。なんと、夜の22:00スタートです。

今回のコースは、コース名にあるとおり阿蘇の外輪山の大観峰から雲海を見るプランのようです。と言う訳で、問題は二つ。

1.総上昇高度が2,300m。そこそこあるね

2.登坂がほぼ深夜から未明の時間帯なので、標高上の寒さが予想されること。かなり寒いよね

自宅から近くで距離も手ごろ、と最初は思いましたが、どうやらハードルは高そうな予感…

 

2.準備

今回は300kmだけど、夜スタートということもあり400km装備が条件。そのため、前照灯が2本になり、更にヘルメットに尾灯が追加されます。

というわけで、新しく揃えないといけないものがたくさん!

反射材ベスト

まずは反射材つきのベスト。ベストは6月ともなれば蒸れて暑いですよね。ということで、タスキが良いとは思いながらも、実はフィット感が心配でした。乗車姿勢で前傾をとった時に胸から腰にかけてぶらぶらしたり、肩からずり落ちたりするのは勘弁して欲しいものです。そんなことを考えながらAmazonで物色していたら、ベストとタスキの良いとこどりのナイスなものを発見!

反射材が3Mとのこと。安いのはこの反射材が擦れてなくなりますよね。値段は少し高くはなりますが、これならストレスなく着用できそうですよ。

前照灯

ついで、前照灯(ヘッドライト)。1本だとトラブルになった場合は即DNFなので万が一に備えて、と言うことなのでしょうね。できればヘルメットライトを購入した方が使い勝手が良いかな、とは思いましたが前照灯とみなされないのはまずいので、ここは無難に。

すでに持っているのは定番のジェントス閃の355

初代はすでに壊れたので、現在は二代目を利用中です。今回は過去の実績を踏まえ追加で更にもう一本、と思いましたがせっかくなので455にしてみました。明るさは100ルーメンから250ルーメンにパワーアップ。ただし時間は10時間から6時間と縮小。さて、どちらが使い勝手が良いのかはこれから検証です。

お約束でBIKE GUYのライトホルダーも。

バッテリー

サイコンのGARMIN Edge 810J用とiPhone用にモバイルバッテリーを2個、うち1個は新規購入。そして、前照灯用は予備として単4充電式乾電池の4本セット。念のためにもう1セット買った方が良いかな? でも乾電池なら途中のコンビニでも買えるしね。

ヘルメット用尾灯

取り敢えず、何でも良かったのですが、充電式は不安なのでボタン電池式を新規購入。特に理由はありませんが、自分はキャットアイよりもトピークを選ぶ傾向にあるようです。

服装

問題はこれ。当日の天気と気温次第。日中であれば半袖ジャージにビブショーツ、インナーと日焼け防止用のアームカバーと携行用のウインドブレーカーで決まりですが、おそらく深夜から未明にかけての山は寒いはず。何せ、標高は800m。100mで0.6℃下がるとしたら5℃分は寒い訳で、平地の最低気温15℃とかだったら山頂では10℃位になるって事ですか? 確実に冬装備ですよね。腹に新聞紙巻くか!?  レッグウォーマは要るのか!? 初めてのブルベ、しかもオールナイト。経験値の乏しい自分にとってはこの辺りがものすごく心配です。かといって、荷物は少ないほど良い訳だし、サドルバッグはごく小さいのしか持っていない。さて、どうする? 取り敢えず、新聞紙とビニール袋は持っていこう。不要なら捨てれば良いしね。

 

※後日談

新聞は3枚を細く畳んでダウンチューブの裏に貼り付けて出発しました。案の定、早朝のダウンヒルは寒くてウインドブレーカーの下に腹巻きのようにして装着すると、これがまた快適。不要になったらゴミ箱へポイ。ナイス!でした。

 

 

3.トレーニング

距離と登坂の上昇量はトレーニングで頑張るしかない。と言う訳で行ってきました、ヒルクライム練習。

目標は取り敢えず、2,000m登ること。1本で330mくらいなので、6本!

5月というのに、道路上ではすでに気温が34℃を表示しています。真夏じゃん!? 暑さもあってか、午前中3本こなし、午後からはバテバテの中でやっとこさ3本の合計6本で、すでに余力なし。このスタミナで大丈夫なのか?

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