1.インナーのすすめ
ライドでいつも利用しているインナーをご紹介します。
基本的に問題となるのは、汗冷え。つまり、峠などで汗をかいた後は身体が徐々に冷めてくる訳ですが、体温を特に奪うのはこの時の汗の冷え。できれば肌には汗が残らない方がいいのですが、通常はジャージが汗で濡れたまま身体と一緒に冷えていくことになります。特に上った後の下り。
したがって、肌の汗を積極的に吸収してくれるだけではダメで、この水分を肌へ戻さずに外へ放出してくれるとありがたいのです。理想をいえば、『汗をかいてもいつも肌はサラサラ』というものです。
サイクルジャージはアソスのマングスタを持っていますし、ほかにも汗の抜けの良さをPRするものもありますが、自分はインナーを利用した方が肌の感触は良いと思います。
2.アイテム・ピックアップ
インナーを購入する時に候補にしたのが
1.ミレー:ドライナミック
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2.ファイントラック:パワーメッシュ
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3.アウトウェット:???
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3.選択の決め手
2のファイントラックのパワーメッシュが薄くて高機能そうなので最初は本命でしたが、Webを参考にすると、使用するうちに機能が落ちてきてアイロンを掛けると元に戻る、とかがありまして、それは面倒だなと。
3はAmazonに希望する商品がなかったこと。ただし愛用者は多し
1はAmazonでセール中だったこと。(結局は安さか!と言われれば身も蓋もありませんが…)
4.インプレッション
まずは、予想通り見た目がアミアミで変態チック。そして、さらっと薄くはなく、むしろ毛糸のような太さで編んである。
着心地はタイトではあるが窮屈ではない。ジャージの下に着ても邪魔にはならないが意識しないほどの薄さではない。
そして、肝心の機能ですが、これは優秀。特に春秋冬に峠で汗をかいても苦にならない。ただし、夏は暑い。汗のかく量が多いと生地に染み込む感じ。
要するに、網状なので汗を生地が吸収しても肌に触れる面積が少ないために不快にならない、ということです。生地は汗を吸収しているので濡れています。
以前、候補に挙げたファイントラックのパワーメッシュは「汗を吸い取って肌に戻さない」という機能が特徴らしいですね。
なお、肌に降れる部分は生地以外を極力排除しようということなのでしょう。品質表示や洗濯のマークのタグもご覧のとおり、配慮されています。
サイクリストには、白の半袖ジャージを着る事が多いでしょうから、黒もありますがグレー、半袖よりもノースリーブが便利でしょうね。
その他
インナーはもう一着を持っていまして、それはファイントラックのメリノスピン・ライト
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冬のライドでウインドブレイク・ジャケットを着る際のインナーとして購入しました。寒さ対策が理由で、できれば汗を吸収してくれる保温性のある高機能インナーが欲しかったのです。
長袖ジップネックが良いな、と思って選んだのですが、ちょっと失敗。長袖なので腕が暑いのと、もごもごして着心地が悪いのですね。
で、結局、ドライナミックを冬も着ている訳です。
ところが、先日、トレッキングをした際に着用したら、これがなかなか良いです。シーンに応じて使い分けると良いですね。