初めての山焼きを見に、秋吉台へ
2月の中頃、風の穏やかな日に年一回行われるカルスト台地の山焼き。今年は2月17日の日曜日に行われました。
秋吉台国定公園に春の前ぶれを告げる風物詩といったところでしょうか。
火入れの時間は午前9時30分
これに合わせて現地入り、と思ったけどちょっと遅刻。
秋芳洞前の駐車場に着くと、警備のかたから、上の駐車場はすでに満員だからこちらに置くようにと指示されます。
第1駐車場は有料、第2は閉鎖されてたので奥の第4へ。こちらは無料。そして、いつものカルストロード入り口は警備員で封鎖されています。
今回はロードバイクをトランポしてきたので、ここから激坂の秋吉の壁、カルストベルグを登って展望台へ向かいます。歩くのにはちょっと距離がありますね。シャトルバスは出ていません。
現地へ着くとすでに大勢の観光客がいらっしゃいます。台地を見渡すとあちこちで火入れが行われています。何箇所にも分かれて点火するようです。そりゃそうですよね、これだけ広けりゃね。
風は龍護峰のある西側から吹いています。風上側は燃え上がる火の手も強いようですが、ここ、展望台からは思ったより迫力はありませんでした。風向きによるのでしょう。それともテレビ映像では迫力があるように見えるのかは不明です。自分的には火が海の波のように燃え広がるシーンを勝手に想像していましたが、遠くで部分的に燃えているのを眺めるだけです。まあ、実際には近くです燃え広がって火の海になったら、それこそ事故でしょうけど。
展望台、カルスター前から
科学博物館前から
あまり、景色も代わり映えしそうもないので、見学はやめにして自転車ライドに切り替え。いったん車に戻ります。もしかしたら、長登銅山跡の方にある別の登り口から別の展望台へ行けるんじゃないかと企んだわけですよ。ここからは別の展望台に行けるルートがあるんです ( ̄ー ̄)ニヤリ
上のSTRAVAマップにある円の軌跡の内側に入った部分ですね
車はダメでもロードなら行けるか!?と淡い期待を抱きつつ。しかしながら、予想もしていましたが途中で警備員から通行止めの合図。残念、台地までは辿り着けず。
結局、午後1時頃には予定どおり山焼きも終了したのか、カルストロードの通行止めも解除されました。早速、大正洞側からGo!
山焼き直後なので、燃えた煙の臭いが凄いこと! そして、景色はこれまでの枯れ草の茶色から一転、灰の黒へと。ところどころ燃え残った枯れ草の一帯が虎の縞模様のようになっています。
ロードバイクを停めて写真を撮っていたら、この後、突風が吹いてバイク、倒れちゃいました… 思わず止めようと足を出したせいで地面へバタンと倒れることは防げたものの、リアディレイラーが地面へ接触して傷ついた上にハンガーが曲がったようです。もちろん、立て掛ける時には細心の注意はするのですが、突風でまさかこうなるとは…
後日、ショップで見てもらった時に「プーリーがホイールに接触しなくて良かったですね!」と。もしそうなれば、走行中のギアチェンジした時、絡まってスポークやら何やらをダメにしていたかも知れないと想像すると青ざめます。みなさんもお気をつけください。といっても、突風は予見できないし、写真はチェーンリング側を正面にして撮りたいですよね〜
<#2へ続く>